1300年代 砂金氏 山城(一の平・二の平・本丸 高さ約100m)
1300年代、建武中興・年号が延元の頃、砂金氏の始祖菅原摂津守常重が柴田郡砂金邑の守護人となる。これより以降砂金姓を名乗ることとなる。以後8代摂津守常久が前川村中ノ内城(前川本城・天正年代1573~)に移るまでの250年余り、砂金城主として活躍する。砂金氏は本城に移転すると、そこを砂金と称し、元の場所を本砂金と称した。よって砂金城も本砂金城と呼ぶようになった。西方、菩提寺常正寺に西舘。更に西方に上舘、西南に東城と砂金氏の館跡がある。上舘と東城は現在一般住宅として使われていて東城には石垣や池が残っている。本砂金城は遺構がしっかり残っているが整備調査はまだされていない。(数年後に予定)